お薬が原因でオルガスムを感じられなくなってしまう?

脳は不思議に包まれています。
頭を打ったら普通ならば脳が損傷を受け、何かしらの障害が残ると言われています。
しかし頭を打ったおかげで特異な能力を発揮できるようになったという方もいらっしゃいます。
なぜそんなことになったのかはよくわかっていないものの、私たちが考えている以上のポテンシャルを脳は持っているのです。

うつ病の原因も脳にあった

悩みを一人で抱え込み、「もう限界」という段階にまで至るとうつ病になるといわれています。
ものすごくおおざっぱな過程ではあるものの、多くの場合こうしてうつ病になるのですからあながち間違っているとは言えません。
「うつ病の原因は心にある」といわれていますが、心は医学的に証明することができません。
しかしうつ病という病気は現に存在するわけですから治さなければならない。
そう考えた医師達は、うつ病の原因が「脳」にあることを見つけたのです。

治療薬として使われることの多いSSRI

現在うつ病の標準的な治療として「SSRI」などを用いた薬物療法が全国の病院で行われています。
中には薬物療法に対して懐疑的な立場の先生もいらっしゃるようですが、治療に役立つ薬は多いため必ずしも薬物療法が悪いというわけではありません。
特にSSRIはここ最近で一気に処方が広がった薬です。
日本語名に訳すると「セロトニン再取り込み阻害薬」とよばれます。
このお薬はセロトニンと呼ばれる脳内物質が適切に流れるようにしてくれるお薬です。

オルガスムを感じにくくなる副作用も報告されている

うつ病を治すためにSSRIを飲んでいるが、オルガスムを感じられなくなってしまうという方は少なくありません。
実はオルガスム障害はSSRIの特徴的な副作用です。
セロトニンが脳内に多く分泌されるようになると、性的な感覚に対して鈍感になると言われています。
SSRIは元々セロトニンの分泌量の少ないうつ病の患者さんに、少しでもセロトニンが適切に流れるようするためのお薬であるため通常よりも脳内分泌量が多くなりがちなのです。

他の薬に変える選択肢も医師と一緒に考えよう

うつ病に対してはSSRIだけが有効な選択肢ではありません。
他のお薬に変えることで適切な治療ができるということもありますから、お医者さんと一緒に相談していくことが欠かせませんね。